相続税が払えるか不安なときには
相続の申告期日が迫っている中で、相続税を支払うお金が足りないときもあるかと思います。
そんなときはどうすればいいのでしょうか。大きく分けて次の3つがあげられます。
1.自分で資金を工面する
2.周囲から協力を受ける
3.納税を待ってもらう
--- 1.自分で資金を工面する ---
① 資産を売却する
不動産やクルマ、株式などを売却して納税資金に充てます
② 金銭以外の財産で納税する (物納といいます)
--- 2.周囲から資金の協力を受ける ---
借入をする
金融機関から借りる、不動産仲介会社の立替サービスを利用する、身内などから借りる
などして資金を確保します
--- 3.納税を待ってもらう ---
相続税には最長で20年納税を延期する制度があります (延納といいます)
期間に応じて利子税がかかります
相続発生から10カ月で資金のやりくりにめどをつけるのは遺された方々のご負担も大きいことと思います。
納税資金についての手続きや手順については、税理士にご相談を頂くことをお勧めいたします。